読書②

昨年、最も良かった2冊の本のもう一冊です。マネジメントのお話もとても良かったのですが、今回は、運=利益、売上の拡大のためには論についてスポットを当ててみます。

この会長きっと株式投資もご上手だと思います。というのも株の世界でよく言われている心得的なそれと符合する箇所がいくつも出てきました。例えばこちら         「幸運の最大化こそが運をコントロールする第一歩」
→「本当に強い勝負師は得られる果実を完全に収穫出来なかったことを地団駄踏んで悔しがれる人」                                       

これ当たり前のようで中々出来ません。株でいえば、損小利大。でも多くの方は逆をやります。経験がある人に限って、利益が出ればなるべくそれを実現利益にしたくなります。2倍に騰がった株を売り損ねて気づいたら買値迄戻ってきてしまって勿体ないことしただから今回は欲をかかずに確実にと。逆に損失は、実現しなければあくまで含み損と棚上げします。しかし棚上げ=放置であり損失を尚引き延ばす結果にもなりかねません。2割の損が5割までいってしまう。そのようなことは相場の世界ではとてもよくあります。

著者は積極果敢に実行をしダメなら致命傷を負う前に撤退。うまくいけばどこまでも拡大させる。とりあえず目先の利益を確保して。なんてことでは大勝はできないと。勝負の極意かと感じました。

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