今回は、社会保険の「月額変更届(いわゆる随時改定)」について、
知っておいてほしい大切なお話です。
● そもそも「月額変更届」って何?
簡単に言うと、
毎月のお給料(=報酬)に変動があったときに社会保険料を見直す届出です。
たとえばこんな時が該当します。
- 基本給が上がった・下がった
- 手当が新たについた・なくなった
- 勤務時間が減って給与が下がった
こうした固定的な賃金に変動があると、一定の条件を満たす場合、報酬月額を改定して保険料を調整する必要があります。
でも、これを忘れてしまうとどうなるでしょうか?
● 見逃されがちですが、4年に一度やってくる「総合調査」で指摘されることも…
実はこの月額変更届、
社会保険の「総合調査」(いわば税務調査の社会保険版)でよくチェックされるポイントの一つなんです。
そして怖いのは、
「出すべき時に月額変更届を出していなかったですね」となった場合、
過去にさかのぼって保険料を修正しなければならないというケースが出てきます。
この「遡り改定」がやっかいです。
● 従業員への天引き徴収で…信頼関係が崩れることも
たとえば、2年前に給与が上がっていたのに届出をしていなかった…という場合、
本来その時から引かれるべきだった保険料を、今になってまとめて徴収しなければならなくなることもあります。
「えっ、なんで今さらこんなに引かれるんですか?」
「会社がちゃんとやってくれてると思ってたのに…」
こうなると、従業員にとっては負担感が大きく、会社への信頼を損なうことにもつながりかねません。
● だからこそ、私たち社労士が定期的にチェックしています!
当事務所では、御依頼があれば顧問先様の給与データを確認し、
月額変更届が必要かどうかをしっかり判定。
必要な場合は速やかにご案内・届出を行うことで、手続き漏れを未然に防いでいます。
知らなかったでは済まされない社会保険のルール。
でも、ちょっとした気配りと専門的なチェックでトラブルは防げます。
「うちは大丈夫かな?」と気になった方は、ぜひ一度ご相談ください!